堀江氏、無所属で広島6区出馬=亀井氏と対決へ−小泉首相に伝達
小泉純一郎首相は19日午後、ライブドアの堀江貴文社長と自民党本部で会談した。堀江氏は衆院選で国民新党に参加した亀井静香元自民党政調会長の広島6区から無所属で出馬する意向を伝えた。首相の指示を受け、自民党執行部は郵政民営化法案に反対した前職の選挙区に対抗馬を擁立してきた。注目の亀井氏との対決は、無所属で出馬する堀江氏となったが、選挙戦最大の関心を呼びそうだ。
堀江氏は首相との会談後、記者会見し「小泉改革、郵政民営化に賛成だが、初めての立候補であり、無所属で自分の志を試したいと思った」と、自民党の公認を得なかった理由を説明した。
また、広島6区を選んだことについて「6区には郵政民営化賛成の人がいない」と述べた。
自民党執行部は、郵政法案への反対を理由に非公認とした前職への対抗馬を含め、同日午後にも4次公認を決定する。公明党との選挙協力対象区を除いた291選挙区の擁立作業をほぼ終えて、30日の公示に向け選挙態勢を固めたい考えだ。
執行部は既に265選挙区で公認候補を決定。さらに2選挙区で内定している。野田聖子元郵政相の岐阜1区などでも対立候補を詰めるなど、残る24選挙区の候補者調整を急いでいる。
一方、国民新党は19日午後に東京都選挙管理委員会に新党の設立届を提出。選挙準備を本格化させる。(了)
(時事通信) - 8月19日16時19分更新
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